クリームを使うならお風呂後?寝る前?

お風呂後の保湿は大切
クリームを使うのはいつが理想的なのでしょうか?お風呂後に使うのは理にかなっています。お風呂後の肌は水分を沢山含んでいますが、逆に常に乾燥の危険にさらされています。大量の水分は、蒸発の際に必要な水分まで一緒に蒸発させてしまう可能性を秘めているからです。
肌の水気をふき取った後は、すぐにクリームを塗って保湿に努めるのが正解です。クリームを塗る際は、これも大量にベタベタと塗りつけないように気を付けましょう。
化粧水やクリームは一杯塗れば塗るほど保湿できるような気がするかもしれませんが、肌が吸収できる水分や蓄えておける水分の量は決まっています。それを超えて塗ってしまうとただ蒸発していくだけとなり、やはり肌の中の水分まで一緒に持っていってしまいます。
手のひらで温めたクリームをゆっくり浸透させるようにハンドプレスし、量より質のつもりでスキンケアを行いましょう。
お風呂後に出来ない場合は寝る前でも○
お風呂後のケアをしっかり行うことができれば、寝る前に再び肌を何度も触る必要はありません。繰り返しになりますが、スキンケアは量より質の要素がいくつかあります。とりあえず大量に、あるいはいつも塗りつけるようなスキンケアよりも、しっかり浸透させ作用させられるケアの方が効果的です。
特に日本人は、スキンケアと称して肌を触り過ぎる傾向があるという意見が時折聞かれます。スキンケアとは化粧水やクリームを塗ることそのものよりも、肌を良い状態に保つ習慣全般を指しているはずです。クリームを塗ることも、摩擦や圧力による肌への刺激の一つです。
必要な水分や栄養分を補給した後は、肌に触らずに休ませるのが最高のスキンケアとなります。お風呂に入る時間が早いという方や、朝シャワーのために寝る前のスキンケアがどうしても必要という場合であれば、寝る前のスキンケアが必要となるでしょう。
過度のケアには気を付けよう
中にはお風呂の中で使えるクリームもあります。角質除去やピーリング系のクリームなどがそうです。それだと水分補給とスキンケアの両方が行えて非常に合理的に見えるかもしれませんが、肌が柔らかく傷つきやすくなっているため、お風呂中の過度のスキンケアもやはり控えていきたいところです。
硬い肌にいきなり刺激を与えるよりはダメージが少ないのですが、それでも摩擦や圧力を加えることが肌にとって負担になることに変わりはありません。お風呂の後にしても最中にしても、あるいは寝る前のスキンケアにしても、適量・適度なケアを心がけてください。
category : イボ除去クリームでイボ対策